Vol.03 “本当によいもの”はクチコミで広がる

章愛建設×アローフィールド

今年に入り、川内インター近くにある薪ストーブ屋さん「アローフィールド」さんと知り合いになり、章愛建設事務所横の自宅に薪ストーブを導入しました。

今回のコラムは、薪ストーブを見ながらアローフィールド代表の矢野さんとの対談。薪ストーブの魅力や、アローフィールドと章愛建設の共通点などをお伝えできればと思います。

薪ストーブを買う人は“薪ストーブの世界観”を買っている

矢野:薪ストーブ、早速活用してもらって嬉しいです。使い心地はどうですか?

堀内:すごくいいですね〜!
僕はもともとたき火が好きで、ぼ〜っと火を眺めるのが好きなんです。
火は飽きないですね。
昨日は日中ずっと焚いていたんですけど、
夜、消して寝ても、朝まで部屋全体があたたかいです。
お風呂やトイレのドアをすかしておくと、そこまで温かくなるから
年配の方なんかにもいいかもしれませんね。
これから、おうちを建てる方やリフォームされる方にも勧めて行きたいです。

矢野:ありがとうございます!
堀内さんだったら、ストーブのまわりもステキにつくってくれますし、
施主さんも楽しいですね。
このタイルは色々な中から選べれるのですか?

堀内:カタログの中から選べれます。
おうちの雰囲気に合わせてつくれますよ。

矢野:薪はどうされているんですか?

堀内:建材があるのと、知り合いから分けてもらえたりして、
やっていけそうです。

矢野:それは、よかったです!
アローフィールドは、薪ストーブユーザーが増え、皆様に県産薪をご使用いただくことで、
愛媛の森と地域が元気になることを目指しているので。

私たちは県内のさまざまな地域の皆様にご協力いただき薪をつくっているんですが、
10月〜12月に広葉樹を切って、1〜2月で薪にして、それからワンシーズン置いて乾燥させるんです。
すごく時間がかかります。

堀内:そうですよね。
薪は乾燥させる時間も必要だから、つくるのに手間と時間がかかりますよね。
それでもつけたい!と思う人が付けるんでしょうね。
もちろん、うまくつかえば経済的ですけど、それよりも
“薪ストーブの世界観”が好きだから・・・でしょうね。

矢野:そうなんです!!そこを分かっていただけて嬉しいです!
薪ストーブを購入される方って、
自然な暮らしを実践されていたり、
こだわりがあったりするんですけど、
共通していえるのは、「きもちを豊かに暮らしたい」という想いがあるってことなんです。
今は床暖房もあるし、エアコンもどんどん機能的になっていますけど、
それでも薪ストーブを選んでくれるというのは、
「自然のあたたかさ」や「再生可能なエネルギーである」という
見えない部分に価値を感じてくれているんだと思います。

お店に入った瞬間に、「うちも付けよう」と思いました

矢野:それにしても、堀内さんは薪ストーブを初めて見てから、付けるまでの期間がとても短かったですよね?

堀内:決めたら早いんです。
最初は、知り合いが薪ストーブをつけたいというので、下見でお店にお邪魔しただけのつもりだったのですが、
お店に入った瞬間に「うちも付けよう」と思って。
それからすぐに、奥さんをお店に連れて行って
薪ストーブを体感してもらって。
それから、すぐでしたね!

矢野:とても行動が早いですね。
さすが社長さん!私も、見習わないと!

堀内:いいと思ったら、その気持ちが高まっているときに行動するんです。
失敗することもあるでしょうけど、打つ手はいくらでもありますし、
まずは行動ですね。

矢野:すばらしいです!

ずっと先まで続くお付き合い
信頼関係が一番たいせつ

堀内:薪ストーブをアローフィールドで買おうと思った理由のひとつに、矢野さんの人柄もありました。
話を聞いていて、「この人、本当に薪ストーブが好きなんだろうな〜」って思ったんです。


アローフィールド:ありがとうございます!すごく嬉しいです。
うちはクチコミだけでやっている小さなお店なので。

堀内:その部分がうちに共通しているとも思ったんです。
章愛建設も小さな工務店です。
営業マンはいませんし、広告もうっていません。
バンバン人が来て、家をどんどん建てて・・・というスタイルが目指してなくて。
まずはお互いのことを知って、信頼関係をつくってから、地道にお仕事をしていきたいですね。
家は、建てて終わり!じゃなくて、ずっと先までのお付き合いになりますからね。

アローフィールド:分かります!
うちも、ただストーブを付けてもらえればいい というのではなくって、
納得してつけてもらいたいから
押し売りするのではなくって、メリットもデメリットもちゃんと説明したうえで購入してもらっています。
たとえば、薪ストーブの煙は、十分温度が上がると無臭になって見えなくなります。
ただ、煙そのものが見えなくなっても薪の匂いがすることもありますし、
着火時は必ず多少なりとも煙は出るものと考え、
ご近所の方とトラブルにならないよう、
設置計画の段階で、風向きやお隣との距離と煙突の位置や高さをよくご検討いただく必要があります。

またどうしても、薪ストーブのデザインに目がいってしまうのですが、
灯台のデザインやサイズで使い勝手や印象がかなり変わります。
薪置きや薪の室内への搬入経路や灰の処理など、実際この場所に設置するとどのような動きになるのかを
頭のなかでシミュレーションしてみることも大切です。

堀内:今は、デザインや金額の安さで工務店を決める人が多いみたいですが、
昔の大工さんに頼むような感覚で、「この人に建ててもらいたい」と来てもらえたら嬉しいです。
僕は元々大工なので、家のことはよく知っています。
色がない分、施主さんと考えながら自由に、つくっていけると思っています。
お互い、一歩一歩、地道にやっていきましょう!

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薪ストーブを付けたい人は、章愛建設にご相談ください!
アローフィールドと連携して、ご提案させていただきます。
薪ストーブまわりのオリジナル施行も、承ります。
モデルハウスとして、自宅をお見せすることもできますので、ぜひお気軽におこしくださいね。
アローフィールドのblogでもご紹介していただいています。→
エリンのお宅訪問 「オリジナルタイルの薪ストーブ(松山市 Hさま邸)」

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この記事を書いた人

章愛建設