前回の記事で地鎮祭を行ったことをお知らせした新築工事、
地盤調査が終わりました。
土地に機械を差し込んで、土の固さ等を調べる調査。
土が柔らかい等の問題が起こると、補強をしないといけないのですが
今回の土地は、補強なしでいけることがわかりました。
こんな機械を使います。
地盤調査が終わったら、基礎工事に入ります。
シロアリ対策もします。
だいたいこの作業が完了するのが一ヶ月。
7月31日には上棟予定です。
8月ではなく、7月中に上棟を済ませたのには
8月が盆月だからです。
気にしない人も多いですが、お盆がある8月は建築工事の着工や上棟を避ける傾向にあります。
施主さまによって、「気にしないので、やってもらっていいですよ」と言われる方もいらっしゃるのですが、
僕は念のためアナウンスするようにしています。
施主さまにとっても、建てる僕達にとっても
気持ちよく施工を進めたいからです。
建築業界では、ほかの業種に比べて
こんな感じの暦の風習が残っているように思います。
こちらのカレンダーは屋根屋さんのオリジナルですが、
建築によいとされる日を「建築吉日」として表記しています。
ちなみに30日の「三りんぼう」という日は、
<三隣亡>と書き、
棟上などを行うと、火災を起こし、隣三軒まで災いを及ぼすと言われています。
もちろん迷信だとは思うのですが、
この日には建築の要となる工事をしないようにしています。
最近では、このような暦のアナウンスをしない業者さんも多いようです。
そのほうが効率的ですからね。
もちろん、気にしない施主さまもいらっしゃるので、
一概には言えないのですが、
章愛建設では、知っていることはすべてお伝えしていこうというスタンスです。
なかには詳しい方もいらっしゃいますが、
施主さまは建築に関しては詳しくないと思います。
知らないまま、言われるがままに進めていって
「こんなはずじゃなかった」というケースも中にはあるかもしれません。
そうならないためにも、しっかりと知っていることはお伝えして
僕の人柄も知っていただいたうえで工事を進めていきたいです。
人と人とのつながりを大切にしたいから。
これからも、施主さまと真摯に向き合っていきたいです。